Voceris

話し方トレーニングアプリおすすめ6選:歌ではなく話し声向け【2026年】

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結論

話し声そのもの(低さ、響き、ボーカルフライ、安定感)を変えたいなら、Voceris や Vocal Image のように声そのものをスコア化するアプリを選びましょう。プレゼンの話し方やフィラーが課題なら Orai、Speeko、無料の PowerPoint Speaker Coach が有力で、仕事の会話をロールプレイで練習したいなら Yoodli が向いています。いずれも海外製で英語での練習を中心に作られているので、英語で話す練習に特に役立ちます。

目次 (11)
  1. 良い話し方トレーニングアプリの条件とは
  2. 選び方:本当に大切な5つの基準
  3. 比較表
  4. 1. Voceris
  5. 2. Orai
  6. 3. Speeko
  7. 4. Vocal Image
  8. 5. Yoodli
  9. 6. Microsoft PowerPoint Speaker Coach
  10. 結局どれを選べばいい?
  11. 歌のボイトレアプリはどう違う?

お断り:この記事で最初に紹介する Voceris は、私たちが開発しているアプリです。どのアプリも、2026年10月時点の各アプリの App Store の説明や公式サイトをもとに、事実に沿って紹介するよう心がけました。機能やプランは変わるので、登録する前に必ず最新の説明を確認してください。

良い話し方トレーニングアプリの条件とは

良い話し方トレーニングアプリは、3つのことをしてくれます。実際の文を話すあなたの声を録音し、その録音の具体的な性質を測り、次に何を練習すればいいかを教えてくれることです。連続記録やレッスン動画などは、すべてその次です。

以下のアプリの違いは、主に何を測るかにあります。声の音色(高さの癖、響き、ボーカルフライ、安定感)を見るアプリもあれば、話し方(ペース、フィラー、構成、アイコンタクト)を見るアプリもあります。iPhoneで個人が使う前提のものもあれば、営業やサポートのチームを育てる企業向けのものもあります。自分が解決したい課題がわかれば、選択肢はすぐに絞れます。

日本語で話す人がアプリを選ぶときのポイント

ここで紹介するアプリはいずれも海外製で、英語での練習を中心に作られています。日本語での利用可否は、各アプリのストアの説明で確認してください。そのため特に役立つのは、英語の面接、外資系企業での会議、海外とのオンライン会議、英語のプレゼンなど、英語で話す場面です。日本語の話し方を磨きたい場合は、滑舌を良くする方法や自信のある話し方のような、アプリがなくてもできる練習から始めるのがおすすめです。

選び方:本当に大切な5つの基準

  1. 何を測るか。 声が平板、鼻にかかる、疲れて聞こえると言われるなら、声の質を測る機能が必要です。話がまとまらない、「えー」が多いなら、フィラーの頻度やペースといった話し方の指標のほうが大切です。フィラーの癖が録音でどう表れるかは「えーと」「あのー」の口癖を直す方法で解説しています。
  2. 練習1回ごとのフィードバック。 1回の診断はスナップショットにすぎません。上達は、練習を繰り返して数値が動くのを見ることから生まれます。
  3. 毎日かかる時間。 週1回の1時間より、毎日集中した5分のほうが効果的です。続けられる短さのものを選びましょう。
  4. 対応環境。 iPhone専用のアプリもあれば、ブラウザで動くもの、PowerPointの中にあるものもあります。
  5. 料金の仕組み。 ほとんどのスマホアプリはダウンロード無料で、全機能は自動更新のサブスクリプションです。お金を払う前に、中心となる機能を試せるかを確認しましょう。

比較表

アプリ対応環境主な目的フィードバックの仕組み料金の仕組み
VocerisiPhone, Android(iOS 16.4以降)、Webブラウザ話し声の質と話し方録音ごとに9つの指標を0〜100でスコア化。毎日の練習も1回ごとに採点ダウンロードと最初のスコアは無料。詳しい分析とトレーニングは Pro(7日間無料トライアル付き)
OraiiPhone(iOS 16.6以降)スピーチ練習フィラー、ペース、明瞭さ、エネルギー、自信、簡潔さを採点。文字起こしと再生ダウンロード無料、アプリ内課金
SpeekoiPhone、iPad、Mac(iOS 18.2以降)スピーチと会話ペース、トーン、フィラーを分析。文字起こし、コース、AIロールプレイダウンロード無料、アプリ内課金
Vocal ImageiPhone、iPad(iOS 17以降)声とコミュニケーション声の分析、ウォームアップ、明瞭さと速さを採点する発音練習、AIロールプレイダウンロード無料、無料トライアル、アプリ内課金
YoodliWebブラウザ、ビデオ会議との連携仕事の会話のAIロールプレイシナリオごとの基準でロールプレイを採点無料プランあり。個人向け・チーム向けの有料プラン
PowerPoint Speaker CoachWeb、Windows、Mac、iPhone、iPad、Androidタブレット版の PowerPointスライド発表のリハーサルリアルタイムの合図と、ペースやフィラーなどのリハーサルレポート無料のプレビュー版。Office のサブスクリプション不要

1. Voceris

向いている人: 普段の話し声の聞こえ方を変えたい人、その変化を数値で追いたい人。

Voceris は、iPhoneとWebブラウザで使えるAIボイストレーニングアプリです。短い文を15〜35秒読み上げると、深み、響き、明瞭さ、安定性、ペース、間、フィラー、ボーカルフライ、声量の9つの指標が0〜100でスコア化されます。総合スコア、DからA+までのランク、まず何を直すべきかを書いたAIの講評も表示されます。

その最初の分析をもとに、1日約5分、30〜180日間のトレーニングプランがつくられます。1分ほどの呼吸のウォームアップのあと、呼吸、響き、ペース、発音、声の通りなどを扱う65種類の練習ライブラリから、3〜4分の練習を行います。練習は1回ごとに録音・採点され、短いコーチのコメントが付きます。進捗グラフ、自己ベスト、連続記録、リマインダーで変化を追えます。目標(デート、人前で話す、仕事とリーダーシップ、コンテンツ制作とポッドキャスト、歌)を選ぶと、スコアの重みづけや、出てくる読み上げ文と練習が変わります。

知っておきたい制限: 使えるのはiPhoneとWebブラウザで、分析するのは英語の話し声だけです。英語で話す場面がある人にはぴったりですが、日本語の話し方は採点されません。無料なのは最初のスコア(ランクと総合スコア)までで、詳しい分析とトレーニングには Voceris Pro のサブスクリプションが必要です。動画、身ぶり、プレゼンの内容は分析しません。

2. Orai

向いている人: スピーチ、面接、ピッチの練習をスマホでしたい人。

On Time Labs の Orai は、原稿を読むか自由に話した練習を録音し、フィラー、ペース、明瞭さ、エネルギー、自信、簡潔さの観点で話し方を採点します。コーチングのヒント、文字起こし、再生機能があり、短いレッスンも含まれ、セッションの履歴を追えます。ダウンロードは無料で、月額、年額、買い切りの購入オプションがあります。

3. Speeko

向いている人: 体系立ったスピーチのコースと会話練習を求める人。

Speeko は、ペース、トーン、フィラーを分析し、折れ線グラフや文字起こしを含むレポートを返します。結果に応じてレッスンをすすめ、実際の会話をAIとロールプレイできる「Convos」、面接の質問、コーチが進行するグループ形式の「Live Events」もあります。開発元は、ボイスコーチの Roger Love を協力者として紹介しています。iPhone、iPad、Macで動き、ダウンロード無料のサブスクリプション制です。

4. Vocal Image

向いている人: 声の練習、アクセントのコース、コミュニティでのフィードバックを幅広く試したい人。

Vocal Image は、声の分析に、発声のウォームアップ、呼吸法、早口言葉、明瞭さと速さを採点する発音練習を組み合わせたアプリです。AIとのロールプレイ会話、短い動画と音声のレッスン、アメリカ英語とイギリス英語のアクセント・発音コース、ユーザーが録音を共有して互いに評価する「Voice Arena」もあります。ダウンロードは無料で、無料トライアルとサブスクリプションプランがあります。

5. Yoodli

向いている人: 特定の仕事の会話を練習したい社会人やチーム。

Yoodli は、AIロールプレイを中心にしたプラットフォームです。営業の電話、面接、プレゼンなどのシナリオを練習すると、そのシナリオに合った基準で採点されます。ブラウザで動くWebアプリで、Zoom、Microsoft Teams、Google Meet と連携できます。個人はセッション数が限られた無料プランから始められ、個人向けの有料プランと、チーム・企業向けのプランがあります。

6. Microsoft PowerPoint Speaker Coach

向いている人: 特定のスライドを使った発表を無料でリハーサルしたい人。

Speaker Coach は PowerPoint に組み込まれた機能です。リハーサル中に、ペース、フィラー、配慮のある言葉づかい、不適切な言葉、スライドをそのまま読んでいないかについて画面上でアドバイスし、一部の環境では声の高さにもコメントします。終わるとリハーサルレポートが表示されます。Microsoft は、Office のサブスクリプションがなくても使える無料のプレビュー版で、現時点では英語のみとしています。英語のプレゼンを控えている人には手軽な選択肢です。

結局どれを選べばいい?

自分の録音を聞いて感じる課題によって、選ぶべきアプリは変わります。

  • 「声そのものが弱い、平板、鼻にかかる、ジリジリする」。 声の質を採点するアプリを選びましょう。Voceris と Vocal Image はどちらも声の音色に取り組めます。土台となるテクニックは声を低くする方法とボーカルフライ(エッジボイス)の直し方で解説しています。
  • 「プレゼンで聞き手の集中が切れる」。 Orai、Speeko、Speaker Coach は、ペース、フィラー、間といった話し方に重点を置いています。
  • 「仕事の特定の会話で固まってしまう」。 Yoodli のロールプレイや、Speeko と Vocal Image のロールプレイ機能で、練習相手を確保できます。

どれを選ぶにしても、初日に基準となる録音をとり、毎日短く練習して2〜4週間後にもう一度録音しましょう。数値が動くことが、そのアプリが自分に合っているいちばんの証拠です。

歌のボイトレアプリはどう違う?

日本で「ボイトレ アプリ」と検索すると、多くは歌のアプリが出てきます。Yousician、Simply Sing、Smule などの歌のアプリは、メロディーに対する音程の正確さ、曲、パフォーマンスを中心に作られていて、会議やデート、音声メッセージで使う話し声のためのものではありません。呼吸や響きの練習には歌と話し声で共通する部分もありますが、話すときの声を変えたいなら、話し声のために作られたアプリから始めましょう。

よくある質問

話し方トレーニングアプリは効果がありますか?

実際の録音に客観的なフィードバックをくれて、ほぼ毎日数分練習するなら効果があります。アプリは測るための道具で、上達をもたらすのは繰り返しの練習です。

無料で使える話し方アプリはありますか?

Microsoft PowerPoint の Speaker Coach は無料で、Office のサブスクリプションがなくても使えます。Yoodli にはセッション数が限られた無料プランがあります。専用のスマホアプリの多くはダウンロード無料ですが、詳しい分析にはサブスクリプションが必要です。

ボイトレアプリと話し方アプリの違いは何ですか?

日本で「ボイトレアプリ」というと歌のアプリを指すことが多く、メロディーに対する音程の正確さを測ります。話し方アプリは、ペース、フィラー、構成などの話し方を中心に見ます。話し声の音色、つまり高さの癖、響き、息の支え、ボーカルフライを測るアプリもあり、どこまでカバーするかはアプリによって違います。

日本語の話し方の練習にも使えますか?

Voceris は英語の話し声だけを分析します。そのほかのアプリが日本語に対応しているかは、各ストアの説明で確認してください。日本語の話し方は、録音して聞き返す方法と、話す言語を問わない無料の声の高さテストで十分に練習できます。

アプリで言語聴覚士の代わりになりますか?

なりません。アプリは練習と自己改善のためのものです。2〜3週間以上続く声がれ、話すときの痛み、声が出なくなる場合は、耳鼻咽喉科の医師か言語聴覚士に相談してください。

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